アートレベルのリメイク“OR1”&“OR3”。
2019/10/21 月曜日
本日二回目の更新です。
本日もたくさんのご来店誠にありがとうございます。
皆様今晩は。tamaです。
早速ですが本日は、先日ご紹介したモノが早くも完売目前と大好評を博している当店新規取り扱いのブランド“PETERSON STOOP”(ピーターソンストゥープ)より!
先日ご紹介させて頂いた“V1”モデル以上にリメイクによる一点モノ感と迫力が強烈に伝わるモデルをご紹介です!
これはもはや博物館級のアートにして「作品」です、はりきってどうぞ!!
ロイヤル・カレッジ・オブ・アート出身のJelske PetersonとJarah Stoopの女性2人が手掛ける、オランダはアムステルダムを拠点とする2013年スタートのジェンダーレスシューズブランド“PETERSON STOOP”(ピーターソンストゥープ)!
彼女たちの靴修理工場で伝統的な革なめしの知識と技術などを培った豊富な経験をフルに活かし、靴としての「生命」を失いかけているヴィンテージのスニーカーを機能面はもちろんのこと創造性溢れるデザインへと「再構築」して新たな価値を吹き込む、プロダクトへの敬意と感謝、そしてサスティナビリティ(持続可能性)と環境への配慮を理念にした、愛のある圧巻のリマスターデザインコレクションより本日は…
NIKE AIR FORCE 1の生きている「アッパー」を活かした再構築モデル“V1”とはまた違う、センス抜群のパッチワークが炸裂した凄まじい一点モノの迫力が強烈に伝わるこちら!
PETERSON STOOP / PATCHWORK LOW White Tan Leather EVA Sole Straight “OR1” (White) size:40,41,42,43,44 ¥86,000+tax
PETERSON STOOP / PATCHWORK HIGH White Tan Leather EVA Sole Straight “OR3” (White) size:40,41,42,43,44 ¥89,000+tax
ヌメ革(タンニンレザー)とアウトソールにEVA素材を駆使して制作された土台に、NIKEだけでなくadidasなどのヴィンテージスニーカーを解体したパーツをアソートで組み合わせたパッチワークにより再構築されたローカットモデル“OR1”と、ハイカットモデル“OR3”!
加水分解したソールのみならず、アッパーにも損傷がひどく廃棄寸前のNIKEやadidasのヴィンテージスニーカーも無駄にすることなく、解体してかろうじてまだ「生きている」パーツのみを厳選してパッチワークすることで一枚の生地として再生!
さらにはスウォッシュや甲部分のベンチレーションホール、そしてスリーストライプのパンチングやシューレースが通るアイレットなど、それと見てわかるアイコニックな部分が厳選されてセンス良く繋ぎ合わされております!
それをパターンで切り出して再びアッパーとして縫合されたこちらは!
ローカットと!
ハイカットのブーツ仕様と、ヌメ革(タンニンレザー)のスウェードを駆使して職人技術に裏打ちされたアルチザンな作り込みで構築された土台に、ヴィンテージスニーカーのアッパーで再構築された圧巻のパッチワークのクオリティがどの角度から見ても感じられるように落とし込まれており、もちろんパターンで切り出される部分は一足ごとに異なるので完成された全てが「一点モノ」となっております!
そして土台と同じく、最も古くて自然な加工技術の植物タンニンでなめしによるナチュラルレザー「ヌメ革」をカットしたウェルト(細長い革)を、アッパー(靴本体)とインソール(中底)に周囲を縁取るようにして縫い付ける「ストームウェルト製法」が駆使されております!
アッパーとアウトソールにヌメ革のウェルトを介在して接合することで、隙き間から水や砂の侵入を防ぐようにして快適に歩き続けることを可能としてくれるだけでなく、靴としての重厚感や迫力を増す装飾としても機能してくれるのですが!
「ストームウェルト製法」は通常に比べてウェルト部分に凹凸があって、少しでも隙き間が空くと異物の侵入を許して本来の機能を果たさないためにアッパーへ縫い付け時に僅かな狂いも許されない、熟練の技術と最新の注意が必要とされるまさに職人技に支えられた仕様となっております!
インソールとミッドソール、そしてシューレースにも用いたナチュラルレザーにより、見た目に革靴やブーツにも感じられる迫力が強調されながら!
高機能シューズに用いられる「EVA」(エチレンビニールアセテート)という軽量でクッション性に優れる合成樹脂を用いたアウトソールを装着して、現代のスニーカーのようなリアルな機能を宿しているとともに、類似素材であるポリウレタンソールに見られる悲劇である加水分解が起こらないようにしております!
スニーカーのアッパーを組み合わせたパッチワークのアッパーとのコントラストにより実に魅力的な唯一無二の存在感が演出されているこちらは、履き込んでいく内にヌメ革が使用された部分がハチミツのような美しい「アメ色」に仕上がっていく経年変化(エイジング)も楽しめる魅力も宿しているこちらは!
アッパーが生きている限りソールは何度でも交換可能で、その寿命はオリジナルのスニーカーの何倍にもしている、名品に「永遠」にも近い新しい生命と、現代でリアルに機能する素晴らしい唯一無二のデザインに、デザイナーの名品への強い愛と敬意を感じるリメイクはその「本体」だけに留まらず!
ガーメントバッグ(収納袋)と、靴の形を整えるのに詰める物には、ヴィンテージの白シャツを!
そして!
スニーカーの靴箱を裏返して再利用されたシューズボックスにしているなど、素晴らしいセンスのリメイクは「付属品」にも至り、さらには!
デザイナー直筆のサインが書かれたポストカードと、製造過程で撮影された「本体」のポラロイド写真、そしてそこにはシリアルナンバーも入っているなど、“PETERSON STOOP”(ピーターソンストゥープ)の靴を手にした人たちが特別感とともに幸せな気持ちになれるように、細かなところにまでデザイナーの強い愛と感謝の思いが詰まった素晴らしい逸品です!
“OR1”!
“OR3”!
アッパーからソールに至るまで全てが新しく生まれ変わり、「永遠」にも近い新しい生命を与えられているだけでなく、アッパーのパッチワークに元々のスニーカーの名残があっても全く別物であり、そのデザインはスニーカーでも革靴でも他に類を見ない、靴の歴史において味わったことのない特別感と魅力を着こなしに演出してくれるこちらは!
ヴィンテージのデニムやミリタリーといったカジュアルから、ACRONYMやBYBORREのようなアーバンアウトドアスタイルや、
アルチザンな作り込みの雰囲気に合わせてモードや上品なスタイルにも、あらゆるスタイルに馴染みながらも「ハズし」となるような魅力的な違和感やアクセントにもなって存在感を発揮してくれます!
伝統と職人技術に裏打ちされたアルチザンな作り込み、そしてPETERSON STOOPの女性デザイナー2人の卓越したセンスが光るクラフト感満載のリメイクデザインが融合し、唯一無二のクオリティと圧倒的な迫力で完成された“OR1”、そして“OR3”!
「生命」を失いかけた名品への強い愛と敬意、そして手にした人たちへも強い愛と感謝が感じられる見事な逸品でございます!
WebshopにもUP致しましたのでどうぞこちらからご覧になって下さい!
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