トムクル着。
2015/1/31 土曜日
本日二回目の更新でございます。
皆様今晩は。tamaです。
相も変わらずの寒さです。
ということで本日もリアルな防寒アウターの御紹介です。
先日御紹介の男アウターN-1 Deck Jacketと同じくUSNつながりで、今回もまた男の王道アウターと参ります。
トム様も着てたんですよと、本日もはりきってどうぞ!
1930年代にアメリカ海軍航空局でINTERMEDIATE ZONE(中音域)用に開発された、ミリタリのレザーフライトジャケットの代表格にして傑作USN Leather Fight Jacket “Type G-1”!
Vintage / 70’s U.S. Navy Leather Flight Jacket “Type G-1” size:36
Sold out!!
同年代に開発されたライバルである陸軍航空隊のあの「A-2」と並ぶほどに有名で非常に人気があり、1976年に廃止されるまで約50年間採用されて続け、飛行士達の要望により1986年に復活する程にアメリカ軍のフライトジャケットで最も長く愛されている一着!
元々「M-422」から始まって1952年から「J-7823」という品番に変わり、改良を施すごとに末尾にA、B、C、Dと加えられております!
そして本日ご紹介のこちらはベトナム戦争末期1972年コントラクトのSTAR SPORTS WEAR MFG社製の“MIL-J-7823E”で、一旦廃止されるまでのG-1の中では最終モデルでございます!
G-1の大きな特徴であるボア付きのスタンドカラーは、初代から7823Dまでのライトブラウンの天然ムートンではなく、7823Eはスペックの緩和が行われたモデルであるためダメージの無いダークブラウンやブラックのアクリルムートンが施されております!
衿裏には遮風と保温をさらに高めるストームフラップがあり、ジッパーにはブラス製のSCOVILを使用!
ジッパー裏の前立て部分には後期モデルの特徴でもあるパンチング使用の横向き「U.S.N」マーク、裏地のナイロンは目立ったダメージや破れも無いかなりキレイな状態です!
身頃裾や袖口のリブには小穴や擦れによる破れ、リペア痕などが多少見られる物の、そんなに気になる物でもなくテンションも残っております!
そしてA-2には無くてG-1が現行でも採用し続けているアクションプリーツの裁断が飛躍的に着用感を向上しており、またアームも脇下の通気穴部分も含めて4枚革で仕立てることで可動域を広く取り運動効率がかなり高い一着です!
そのしっとりとして柔らかく、光沢が美しいゴートスキンのボディに目立ったダメージなどは無く非常に良い状態が保たれているなど、全体としてほぼミントコンディションで何とサイズが「36」というのは本当にございません!
機能面から施された全てのディテールが構築した、ミリタリーの機能美に溢れた男らしいデザインがかなり秀逸で、現在飛行中は使用されない物の兵士達は地上で愛用し、数多くの有名ブランドがそのデザインをモチーフとするのも納得です!
ボトムはデニムで足元はエンジニアブーツなどと合わせた王道アメカジスタイルにはもちろん、バンドTに細身のパンツでロックなスタイル、シャツやスラックスの上品なスタイルなどあらゆるコーディネートにすんなり使えて、無骨に男らしく決めてくれながらさらには高い機能性も付いてくる、万能さもまた魅力的な男のアウターでございます!
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