本日もたくさんのご来店誠にありがとうございます。
皆様今晩は。tamaです。
相変わらずブログでご紹介しているヴィンテージが絶好調ということで!
本日は只今当店にございますグッドなヴィンテージのGジャンをまとめてご紹介です!
一着ヴィンテージを持っていればかなり重宝して頂けますよ、はりきってどうぞ!!

先代の通称”3rd”(サード)と言われるモデル「557」から、1967年ごろにLevi’s(リーバイス)の製品のロット番号表記の変更によって誕生した60’s Vintage Denim jacket “70505 Big E”!


LEVI’S / 60’s Vintage Denim jacket “70505 Big E” Size.40 ¥18,000+tax
ヴィンテージのGジャンとしてあまりに有名なモデル、通称”2nd”(セカンド)の「507XX」とは大きく異なる革新的なデザイン変更がされた「557XX」の、トラッカージャケットの原型にして現代のデニムジャケットの基本形となるデザインを継承したのがこちら“70505”!
「557」の後継であることから“4th”(フォース)とも言われ、以降も今の現行製品に至るまで引き継がれて長年市場に定着しており、「Gジャン」と言えばまずイメージされるほどに完成されたデザインを宿した一着!
そんな“70505”でもこちらは1966年頃〜1971年にかけて制作されていた“Big E”モデルで、その中でも年代によって細かいディテール変更が加えられているため、いくつかの種類に分かれております!

“Big E”モデルかの一番の判断材料となる左胸の赤タブが欠損しておりますが…


「557」からの品番変更移行後のWネーム(557-70505)とロット番号表記のみの大パッチの後の、取り扱い説明タグ(Care Instruction)無しの1967年から1968年頃の2枚重ねで割れにくい小パッチが付くモデルだと予想されるほか!

少し見えにくいですがボタン裏の刻印番号「524」であることからも“70505 Big E”であることが確認出来るとともに!

現代のGジャンと基礎となっている秀逸なデザインの最大の特徴とも言える切り替えを多用した部分に現れた秀逸なアタリ!



両袖に特に顕著に現れた着用ジワから生まれる「クモの巣」とも言われるこの凄まじい色の落ち方!



濃淡のコントラストがハッキリと現れたこの「XX(ダブルエックス)」並みの色落ちの表情が、まさにこちらが“Big E”モデルと言える一番の証拠だと思います!
そしてこちらには!

バイカーが着ていたのでしょうか、袖にワッペン跡があって、またその具合が秀逸で一点モノとしての魅力ある一着へと昇華しております!
さらに!


LEVI’S / 60’s Vintage Denim jacket “70505 Big E” Size.40 ¥15,000+tax
同じく“70505 Big E”モデルがもう一着!

ロット番号表記はありませんが強度の高い小パッチの取り扱い説明タグ無しの1967年から1968年頃でしょう!

ボタン裏は「525」で「524」と同じく“70505 Big E”モデルによく見られる刻印番号です!

こちらにはしっかりと胸の赤タブが残っており“Big E”であることが確認出来ます!
そしてこちらの魅力はまだ濃紺がええ感じに残っている状態ではないでしょうか!




縫製の切り替え部分や良い具合にアタリや、全体として軽く色落ちは見られるものの先程ご紹介の“70505 Big E”のような濃淡のコントラストがバチッと現れるのが期待出来る、まだまだ先が楽しみで育てがいのある一着です!
さらに本日は!


LEVI’S / 70’s Vintage Denim jacket “70505 Small e” Size.38 ¥12,000+tax
1973年頃に胸の赤タブが“Big E”から変更された“70505 Small e”もご紹介!

その“Small e”であることが判断できる赤タブがしっかりと残っておりますこちらは!

小パッチの下に「Hot wash normal cycle – color will bleed – Wash and Tumble Alone. Shrinks Approx. 3%」と、1968年〜1969年の“70505 Big E”と同じ表記の取り扱い説明タグが付く、“70505 Small e”の中でも初期のモデルになります!






そのタテ落ちが現れながらも色残りも程々に、濃淡も感じられながら縫製の切り替え部分にアタリもしっかりと出ており、Big Eではございませんがしっかりとヴィンテージデニムのエイジングを感じられる一着です!
そして!


LEVI’S / 70’s Vintage Denim jacket “70505 Small e” Size.38 ¥12,000+tax
同じく“Small e”モデルでもタテ落ちが激しく現れ、しっかりと色落ちした一着もございます!

先程の取り扱い説明タグとは違い、サイズ表記なども入るタイプのものが付いていることからも70年代後半の“70505 Small e”だと予想されます!

その激しい色落ちから相当着込まれたことが予想されるこちらは、襟元のダメージと右肘部分のクラッシュが目立ちますが!



なかなか自分で着込んでここまで色落ちさせるのは困難であるというくらいのエイジングを遂げており、その激しいタテ落ちに縫製の切り替え部分にも顕著にアタリが生まれているなど!



濃淡のコントラストがはっきりとした色落ちではございませんが、加工では表現出来ないリアルなヴィンテージ感を漂わせるエイジングを遂げており、先程ご紹介までのものには無い雰囲気と迫力ある一着です!
そして最後に本日で一番古い王道ヴィンテージの!


LEVI’S / 50’s Vintage Denim jacket “507XX” Size.40
Sold out!!
通称「ファースト」として知られるLEVI’S社のデニムジャケット“506XX”の基本的な外観上の特徴をほぼ継承しながら、1ポケットの仕様から両胸に2つのポケットが搭載されるほか、細かい仕様を改良した後継モデルとして1952年に登場した“507XX”!

“506XX”から受け継いだ現代のGジャンには無い古いワークデニムジャケットの無骨な機能美を備えながら、外観上最大の特徴である両胸の左右に施された大きく機能的な2ポケットスタイルがジャケットとして見たときのバランスが素晴らしく非常に完成されたデザインも併せ持ち、以降の現代のGジャンのデザインを確立した“557XX”や先程までご紹介の“70505”へと引き継がれます!

赤タブはしっかりと残っており、“70505”とは違う「V」の左右が均等なサイズ!

フロントプリーツに長方形のボックスステッチ!

ポケットのフラップが捻れているのも「XX」(ダブルエックス)モデルのデニムにしかない特徴です!




襟元や肘、袖先のカフスに至るまでダメージやリペアの跡が多く見られますが、それが逆にリアルなヴィンテージとして魅力に感じられるバランスで、良い意味での一点モノ感を漂わせております!





全体的に色もしっかりと褪せておりますが、アタリの出方や色落ちの表情は流石は「XX」(ダブルエックス)という感触で、抜群に雰囲気があって迫力のある一着です!

ヴィンテージのGジャンの中でも着丈の長い「557」よりもさらに長めで、洗練されたシルエットが着こなしやすい“70505 Big E”!
サイズを下げてタイトに着れば、元々のシルエットの良さが際立つとともに着丈があるのでバランスも取りやすく、逆にサイズアップして私が着用してるこのsize.40くらいで大きめで着てもシルエットは洗練されており、インナーにスウェットやニットなど着込めてレイヤードの選択肢も広いです!
ヴィンテージのGジャンの中ではプライスも求めやすいので、サイズ違いで持っておいても良いくらい重宝して頂けるでしょう!
そして!

ワークジャケットらしい無骨さがコーディネートに存在感を与えてくれる“507XX”!
着丈が短いモデルなので、あえてこれくらいの肩が少し落ちるくらいのオーバーサイズを選べば着丈も出てくるのでバランスが取りやすいほか、元々の無骨さも活きて迫力が生まれ、気分的にもこれくらいのサイズ感がしっくり来ると思います!

その短めの着丈にあえて長めのインナーを持って来れば良いバランスのコーディネートになり、こちらに関しては強く色落ちもしてて、良い意味でだらしなく肩が落ちるくらいの生地感になっているので、こんな感じでクタッとしたナチュラルカラーのレザーをインナーにしても相性抜群です!
さらには!


私どもスタッフも毎年しているのがコートなどのアウターの内側にGジャンを挟むコーディネート!
ストレートにアメカジに落とし込んでももちろん良いのですが、あえてキレイめで上品なスタイルやモードな中にも一癖加わって、コーディネートに個性と迫力が生まれるのでかなりお勧めです!
新品のGジャンでも良いのはありますし、もちろんオシャレに決まるでしょう!
でも個人的にはあえてそこはヴィンテージにしてもらうからこその特別な見え方があると思います!
私どもスタッフも本当に持っていて良かったと思えるヴィンテージで、一着良いのがあればかなり重宝して頂けると思います!
本日ご紹介のGジャンは全て通販もご利用頂けますので、お気軽にお電話やメールでお問合せ下さいませ!
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